山本浩成は数年先、10年先を見据えて先行に徹す「決勝ももちろん積極的に駆けたい」/奈良

決勝11R、気配光る山本浩成が近畿ラインに挑む

<奈良競輪>◇F1◇2日目◇26日

準決4Rは初日に鐘4角まくりを決めた山本浩成(24=福岡)が残り2周の赤板過ぎから先行し、マークした西田将士にはかわされたが、2着に逃げ粘った。

「ふだんはあんなに早く逃げないんですが、とりあえず33バンクだし前に出ようと思って…。ちょっと距離が長過ぎたね」。

A級の自力選手の中でも動きが目立つ1人。圧倒的なバック先頭回数を誇るが「本当はまくりの方が得意ですが、まくりでもバックは取るようにしてる。来期は1班ですが、今期も1班の点数を取るのがとりあえずの目標」。

S級を意識しないわけではないが「地道にやっていく。今S級に上がってもなにもできないと思うし。数年先でも10年先でも力を付けてからS級に上がれればいい」。

力をつけるために得意のまくりは封印して、逃げに徹している。「決勝ももちろん積極的に駆けたい」。山本が先頭を走る九州ラインが無気味だ。