<松戸競輪>◇F2◇初日◇28日
初日のハイライトは、特選7Rで小沼良(51=埼玉)が柿本大貴の番手を死守したプレー。競りはインが圧倒的に有利な松戸バンクで、飛び付いた山本健也をアウトから決めたのだ。
持ち前の地足とテクニックを生かしたさばきに、レース後は埼京ラインの後輩が集まって称賛が続いた。その全身は褐色に日焼けしており、「地べたばかりを乗り込む成果が出たみたい。紫外線がパワーです」と、冗談まで言うほどご機嫌だった。
春になると自然と気合も乗る。師事した永倉通夫さん(46期・通算486勝=享年54)の命日5月11日が近づく。「自分は永倉さんの一番弟子。競輪をこよなく愛し、盛り上げようという情熱がすごい人でした。あの気持ちを忘れない。年2回、お墓参りをしていて、先日も行ってきた」。準決7Rもしぶとさを発揮するか、元気なベテランから目が離せない。