【ボートレース】吉田拡郎が俊敏差しでG1・4度目の制覇 /蒲郡

吉田拡郎が2コース差しで蒲郡G1を制した

<蒲郡ボート:オールジャパン竹島特別>◇G1◇最終日◇6日

12Rで優勝戦が行われ、吉田拡郎(41=岡山)が2コース差しを決めて、赤岩善生の猛追を振り切った。今年3度目、通算53度目、G1は4度目の優勝。イン赤岩は無念の2着、3着は岩瀬裕亮が入った。

進入から見応えがあった。誰がカドを取るのか、注目された。ピット離れでゆっくり飛び出した菅章哉が、後方からライバルに揺さぶりをかけてダッシュに回ると、峰竜太が引き、さらに岩瀬裕亮も引いて3カドを主張した。チルト3度の菅が4コースを取り、峰は何と菅マークの5コース。関浩哉は大外で、進入は12・3546の2対4となった。

スリットは4コース菅がコンマ33と遅れ、内2艇がほぼ1艇身の踏み込み。吉田は3カド岩瀬を止めて、1Mは冷静差し。先マイした赤岩をバックでとらえ、2Mを先取りした。

吉田は今節の初日に通算1500勝を決め、さらにG1・4度目の制覇も飾り、メモリアルのシリーズで最高の結果を残した。次節は14日からの福岡一般戦に出場予定となっている。

払戻金は2連単(2)-(1)2310円、3連単は(2)(1)(3)8540円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)