【競輪】中川聖大が2班特昇後7場所目で初Vの好機 師匠・吉岡稔真氏の誕生祝いに決める/玉野

A級2班特昇7場所目で、1、2班戦初Vを目指す中川聖大

<玉野競輪>◇F1◇2日目◇7日

最終日のA級決勝11Rは中川聖大(24=福岡)の先行1車となった。3月に2班に特昇して7場所目で、待望の1、2班戦初優勝のチャンスが巡ってきた。準決5Rはホームまくりで、特選スタートの高田修汰を一蹴してみせた。

「かかりが良かったし、踏み出しも軽かった。悪くないですね」。2班昇班後は、7場所のうち6場所で決勝に進出。ただ、2度の3着が最高の成績だ。

「決勝に駒を進めることは最低限の目標。師匠の吉岡稔真さんには『上を目指すなら早く優勝してこい』と言われています」。実は吉岡氏の誕生日が15日で、10日には誕生会が行われる。初優勝を師匠へのプレゼントにする覚悟だ。