<伊勢崎オート:日刊スポーツ杯稲妻賞>◇G2◇最終日◇11日
10メートルオープン、8周戦で12R優勝戦が行われ、荒尾聡(41=飯塚)が5周4角で抜け出し優勝。
大会初、G2は9度目、通算71度目のVを飾った。2着は内山高秀、3着に吉原恭佑が入った。
冷静な荒尾の作戦勝ちだった。新走路の伊勢崎で、どうしてもまだ滑りが頻出する走路状況だった。「道中の1~2コーナーは滑る、と(先輩)の竹谷隆さんにアドバイス頂いていたので、しっかり3~4コーナーで勝負させていただきました」。逃げる吉原恭佑の2番手で好機をうかがい、5周回3~4角で見事に吉原をパスして抜け出した。
「最近、不調というか、いまいち波に乗れなかった原因が少し分かったんで、修正できてよかったです」。整備巧者の一面もしっかり発揮し、今年5月改修されたばかりの伊勢崎新走路初のグレードレース覇者に輝いた。今後の抱負は「優勝した後が大事。1走、1走頑張ります」と締め、ファンの歓声に笑顔で応えた。
準決勝が行われた10日に、伊勢崎オート選手会のユーチューブ企画で作成され、ファンに配られた「荒尾聡LOVEうちわ」。そのパワーの後押しもあって、湿走路を完璧に乗りこなした。「いやあ、地元のように熱いお客さんの声援でうれしいです。(荒尾聡LOVEうちわを)持ってきてくださった皆さま、ありがとうございます。伊勢崎ではG1を1回勝っただけ(10年シルクカップ)で、伊勢崎の優勝も2度目なので。こういうLOVEうちわができた時に優勝できて、みなさんの力だと改めて感じております」と感謝した。
◆売り上げ 荒尾の優勝で幕を閉じた伊勢崎オートのG2稲妻賞の節間売り上げは、11億2438万6600円。目標の12億円には届かなかった。