<岸和田競輪>◇F1◇初日◇2日
心肺機能の低下で659日間の欠場後、7月に復帰した前田拓也(49=大阪)は、A級予選2Rで安藤直希のまくりに続いて2着。これで復帰後、3場所連続で予選2着とし、準決進出を決めた。
「ちょっとずつ踏み込むタイミングとかを思い出してきた。これで差し切れたら、もうちょっと上が見えてくるんやけどね」
欠場前はS級2班。今はA級2班からのスタートだ。欠場期間中は1年半も寝たきりで、復帰どころか生命の危機をずっと感じていたという。
「28年ぐらいA級に落ちることなくS級を守っていたから、こんな病気で落ちたのは想定外の悔しさがある。まだ強気なことを言える立場じゃないけど、S級はうっすらとでも見ていきたいと思う」
3場所でまだ1着はなく、決勝にも進んでいない。「そやね、まずは1勝して決勝に乗ること。それが当面の目標になるね」。切れ味のある末脚で「マエタク」と呼ばれ人気を集めた前田。準決1着で決勝進出なら、まずは最初の目標がかなう。