【競輪】小川賢人は11年目でS級初Vに挑戦 ダービー王の父・博美氏の“無念”を晴らす/立川

S級初優勝へ抱負を話す小川賢人

<立川競輪>◇F1◇2日目◇7日

小川賢人(38=福岡)がデビュー11年目にして、S級初優勝への挑戦権を得た。

番組や展開次第で自力と追い込みを使い分け、自在型として方向性が定まってきた。今節は目標と展開が向いて、長い直線を鋭く伸びて8場所ぶりの決勝進出を決めた。「こつこつ練習してきた成果が出た。父(博美氏、43期・引退)による、久留米バンクのオートバイ誘導が利いている」と好調の秘訣(ひけつ)を明かした。

決勝12Rは父の無念を少しでも晴らすには格好の場となるだろう。「父は花月園ダービー(89年3月)を優勝したのに、グランプリ(同年12月・立川)が中止になって走れなかった。今でも『大観衆の前で走りたかった』と。決勝で自分が勝てば、喜んでくれるかな。しかも場所が立川だし…」。くしくも決勝は、博美氏がダービーを制した時と同じ6番車。目標の伊藤旭とは、昨年5月松阪で連係して1着にもなっている。大逆転Vといくか注目だ。