<西武園競輪:オールスター>◇G1◇最終日◇20日
輪界にニュースターが誕生した。18年7月のデビューから5年の真杉匠(24=栃木)が、最終1角過ぎに番手まくりを繰り出し、G1初制覇を飾った。栃木勢としてのG1制覇は、07年高知オールスターの飯嶋則之以来、16年ぶり。2着には単騎の古性優作、3着には関東4番手から伸びた武藤龍生が入り、別線で人気を集めた犬伏湧也は不発で6着だった。なお、吉田拓矢は暴走のため失格となった。
ゴール後、右手を挙げた真杉は「ラインに感謝しかない。昨日は全然、眠れなくて夢のようでした。ゴールした瞬間、確信して手を挙げちゃいました」とはにかんだ。
レースは、関東勢が前受け。吉田拓矢を先頭に真杉-平原康多-武藤龍生の順。古性優作がこの後ろで、6番手に清水裕友-山田庸平。残り2周で最後方から犬伏湧也-松本貴治が上昇する動きに合わせ、吉田が突っ張って先制した。最終ホーム6番手から清水が巻き返した動きに合わせ、真杉は一気のスパートを決めると、そのまま押し切った。ゴール後には右手を高らかに挙げてファンにアピールした。2着には中団で足をためていた古性が突っ込み、平原は清水と絡んで失速、関東4番手の武藤が3着に伸びた。
真杉にとっては、これが3度目のG1決勝だった。これまでは関東の先頭を務めてきたが、決勝を前に吉田の申し出もあり、番手回りでチャンスをつかみとった。「タイトル(を取る)とは言っていたけど、実際に取れるのかなとは思っていた。今後は現SS(戦士)との力差を埋めて、しっかり戦えるよう頑張るしかない。今日(決勝)は全部やってもらったので、2個目は自力で、先頭でしっかり取れるように」と語った。
2車単(9)(5)1010円、3連単(9)(5)(6)5880円。
(注=配当は必ず主催者発表のものと確認してください)