<飯塚オート:ダイヤモンドレース>◇G1◇最終日◇29日
飯塚にニューヒーローが誕生した。
12Rで優勝戦が行われ、長田稚也(22=飯塚)がG1初優出、初制覇を飾った。通算9度目、34期では初のG1優勝となった。2着は有吉辰也、3着は荒尾聡が入り、地元飯塚勢でワンツースリー独占となった。青山周平は4着に敗れた。
10メートルオープンの8周戦は、スタートで青山周平、荒尾聡が飛び出せず、2枠から長田が好ダッシュを決めた。1周1角で先頭に立つと、あとはペースを上げて後続を少しずつ突き放した。2番手を追走した岩見貴史が、有吉辰也の追い上げを封じる間に、長田のリードは広がるばかり。4周1角で有吉は2番手に上がり、先頭を追ったが、最後まで差は詰まらなかった。ゴール後、長田は右手で何度もガッツポーズ。喜びを前面に出した。
長田は19年6月5日に選手登録され、約4年2カ月でG1初優出を飾り、見事に最高の結果を出した。「試走はちょっと跳ねたけど、感触は良かったので十分でした。いいスタートが切れました。直線の感じも良かったので、コースを外さないようにしっかり走ろうと思いました。無心でコースを守って、残りの周回をしっかり走ろうと思いました」。次節の伊勢崎ムーンライトチャンピオンカップ(9月6~10日)は、G1連続Vを目指す。
2連単(2)(5)5190円。3連単(2)(5)(7)2万940円。
(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)
◆オートレースとは 7、8車立てで、1周500メートルのバンクを6周(ビッグレースでは8、10周)で競う。全国5カ所にレース場がある。群馬・伊勢崎、埼玉・川口、静岡・浜松、山口・山陽、福岡・飯塚で開催される。レースは、選手の技量の差によってハンデ(10メートル単位で最大110メートルまで)が定められている。競走車は左回りコースに合わせて、車を倒した時にハンドルが平行になるように取り付けられている。エンジンはオートレース専用に開発されたスズキ製の排気量600CC2気筒。ブレーキは追突事故防止のため付いていない。選手は元ロードレース世界チャンピオンの青木治親、ロードレース出身の青山周平らがいる。22年の獲得賞金NO・1は、鈴木圭一郎で9817万6536円。過去の最高額は、04年に高橋貢が記録した1億4812万4255円。