【ボートレース】上條暢嵩2節連続V「目指していきたい」GP出場へ賞金ランク19位浮上/戸田

上條暢嵩が優勝し、救助艇に乗ってウイニングパレードへと向かう

<戸田ボート>◇最終日◇2日

無風のコンディションで12R優勝戦が行われた。

進入は枠なりの3対3進入。上條暢嵩(29=大阪)がインからコンマ16のトップタイでスリットを通過、1周1Mを危なげなく先制して優勝。直前のプレミアムG1下関「ヤングダービー」に続き、2節連続Vを飾った。今年は4度目、戸田では2度目、通算では23度目の優勝。激戦の2着争いを金田諭が制し、3着は川上剛が入った。

マネーランクを見据える上で負けられなかった。上條は安定感抜群の逃げで制した。ペラをたたかずに臨んだファイナルは、気合の好スタートから一気に先マイで楽に決着をつけた。「エンジンがすごく良かったので、ペラはそのままで行きました。スタートして『あっ、大丈夫だ。まあ、まくられることはないな』と思ったので、しっかりと(1周1Mは)自分のターンをするだけでした」。直前にプレミアムG1を制し乗りに乗る上條を止めることは誰にもできなかった。

この優勝で今年の獲得賞金額が約5200万円となり、賞金ランクは19位へ浮上した。「すごく流れがいい。あと1節走ってからフライング休みになってしまうんですけど、しっかり目の前の1走、1走を走りたいと思います」。

次節は10日からの福岡G1。そこを走り終わって30日間のフライング休みとなる。今年のSGグランプリの選考期間内で走れるのが、現状では福岡G1の1節だけ。GP出場を見据える上で福岡G1はかなり重要なシリーズとなる。そこを上條自身は分かっているからこそ、冷静にこう話した。「年末(GP)はチャンスがある限り、もちろん目指していきたいところです。このまま、あるレースをしっかり走りたいと思います」。地元住之江でのGP出場へ、静かな闘志を燃やした。

最後に戸田水面との相性を聞いた。「戸田との相性はすごくいい。戸田を走った時は優勝できるように頑張りたい。戸田で2度目のV? すごく良かったです!」。好相性水面で念願の賞金を積み上げることができただけに、笑顔で話を締めくくった。