<松戸競輪:オールガールズクラシック>◇G1◇最終日◇4日
ガールズオンリーで開催された初のG1「オールガールズクラシック」は、世界で戦う佐藤水菜(24=神奈川)が制した。
規格外の強さで6番手からまくり、ガールズグランプリ(GP、12月29日・立川)出場の権利を手にした。2着は吉川美穂、3着には久米詩が入った。先行した児玉碧衣は4着に沈んだ。
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日本代表のエース佐藤水菜が、国内無敵を証明した。「よく3日間乗り切れた。自分、エラい!」。
2つの金メダルを獲得した杭州アジア大会(中国)から中0日。前検日は疲れ切った表情に見えた。しかし「来たからには自分の仕事をするだけ。得意な短走路だし、きっと自分に有利に働いてくれる」と気丈に振る舞った。
ふたを開けてみれば、心配など無用だった。初日は豪快に逃げ切り、準決は痛烈にまくり、その強さにライバルたちは閉口した。
大雨の決勝は、初のガールズG1パールカップ(6月岸和田)を制した児玉碧衣にチャレンジャーのレースをさせた。「児玉さんは1周半は行くかなと思っていた。太田(りゆ)さんが先にまくったけど、冷静でした」。サトミナが襲いかかってくる恐怖にかられてバタつく前団を、1車、また1車とのみ込んでいった。
G1初出場完全Vで、2年連続4度目のガールズGP出場権を手にした。そして、来年には最大の目標、パリ五輪が控える。「今週は3日間も自転車に乗らなくていい休みがある。2匹の愛犬を親に見てもらって、楽しもうかな」。つかの間の休息すら、次への戦いの準備期間なのだ。【松井律】
◆佐藤水菜(さとう・みな)1998年(平10)12月7日、神奈川県茅ケ崎市生まれ。茅ケ崎高2年で自転車競技を始め、競輪学校(現養成所)114期生として18年7月に四日市でデビュー(11<4>)。3月の別府ガールズコレクション以来、特別レース6勝目。21、22年世界選手権ケイリン銀、今年のアジア大会ケイリン、スプリント金。通算成績は272戦193勝。通算獲得賞金は7026万6600円。163センチ、59キロ。血液型A。