【オートレース】「長かったなあ~」青山周平が日本選手権制しSG14度目V/浜松

優勝した青山周平はシャンパンファイトする(撮影・柴田隆二)

<浜松オート:日本選手権>◇SG◇最終日◇5日

最終日12Rで優勝戦が10周回、0メートルのオープン戦で争われた。

青山周平(38=伊勢崎)2周1角でトップスタートを切った永井大介をかわして、そのまま主導権を握って押し切り優勝。SG連覇&大会連覇、4度目の日本選手権を制し、14度目のSGタイトルを獲得した。2着は追い上げた鈴木圭一郎。3着に永井が粘った。

青山周平にとって、枠番選択5番目で1枠を選べた時点で大会連覇はかなり近づいていた。そうとしか言いようがない。そんな優勝だった。スタートは永井のカマシスタートが決まって何とか内でこらえて2番手から発進。「まさか1枠を選べるとは思ってなかったんで。結構緊張したんですけど、スタートで遅れてしまって、かなり、ひやっとしました。なんとか2番手あたりで回れたで良かったです。行けるタイミングあればすぐ行こうと思って(2周1角で)前へ出た」と、スタートこそ思った感じとは違ったが、青山は、行けるタイミングで一気に先頭に立ってそのまま押し切る自身の勝ちパターンにしっかりと持ち込んだ。

意外にも浜松でのSG制覇は初めてだ。「浜松でなかなか勝てない時期もあった。少しずつ勝てるようになってきたけど(浜松のSGは)勝てないんじゃないかと…。とりりあえずうれしいですけど、長かったなあ~」とようやく浜松でSGを勝てたことを感慨深そうに話す。

「試走も3秒28で悪くはないと思ったんですが、みんなもすごい試走タイムで。長い長い10周回でした、エンジンは朝から同期とかに足周りの修正してもらって、エンジンも手伝ってもらってすごくいい状態で挑めた。優勝戦が一番いい状態でした」。競走車がしっかり仕上がったのと、優勝戦1枠から戦えたのが勝てた大きな要因だ。

「今年12度目の優勝? 周りのサポートのおかげです。若くないんで。練習して、練習して、いろいろ考えて。若い選手にも先輩選手にも刺激をもらって。活力として」練習を繰り返すことで常にトップクラスの走りをキープすること。それが青山のポリシーだ。暮れの大一番、スーパースター王座決定戦に向けては「年末は消音マフラーで、かなり不得意分野なんで……。たくさんレース見て、学んで、実戦してですね。不安ですけど、去年よりもいい結果が生まれるように。去年よりレベルアップできるように、あと1カ月と少しで準備したいです」。常に自身を鼓舞する課題を胸に、青山はさらに上を目指す。