【競輪】出場メンバー紹介(4)松浦悠士&清水裕友 前を回るのは?今年も並びに注目/立川GP

5年連続でGPの舞台に登場する松浦悠士

<KEIRINグランプリ2023:こんな大一番 他にないだろ?>◇立川◇30日

◆松浦悠士(33=広島)選考用賞金5位

5年連続の大舞台は、決して楽な道のりではなかった。今年初戦の和歌山G3で初日に当日欠場と水を差されると、4月武雄G3、8月西武園G1オールスターの落車で大きなダメージを負った。

それでも、3月別府G2ウィナーズカップを制覇。7月G2サマーナイトフェスティバルでは大会3連覇を達成と、随所に存在感を示した。

例年、地元の広島G3をGPへのステップレースにしていたが、今年は日程の都合で別府G3に出走。10日の決勝ではまさかの落車とアクシデントでひやりとさせたが、軽傷だったのは不幸中の幸いだ。勝ち上がりの3走では「競輪祭以上に車が出た感じがあったし、これだけ踏めているのは最近にはなかった」と、かなりの好感触を得ていた。

盟友・清水裕友と2年ぶり4度目のタッグで、今度こそ頂点を狙う。【中嶋聡史】

◆清水裕友(29=山口)選考用賞金6位

昨年は次点に泣き、GP連続出場は「4」でストップしたが、わずか1年でカムバックを決めた。「自分では1年で返り咲きできるとは思っていなかった」というのは偽らざる本音だろう。

「自分の力ではなく、中四国の勢いにうまく乗せてもらった」。謙遜するが、長らく低迷が続いた中四国地区を松浦悠士と両輪で、全国有数の強豪区に押し上げてきた。その功績が、犬伏湧也や太田海也といった若手との相乗効果となって、結果に結びついたといえるだろう。

競輪祭では「トップスピードが足りないということが分かった」と課題を挙げたが、舞台は寒風吹きすさぶ立川バンク。例年1月に行われた19、20年の当地G3を連覇しているように“重馬場”は大歓迎だ。

松浦との前後をめぐる話題はGPの風物詩。今年はどちらが前を回るのか、興味は尽きない。【中嶋聡史】