<SGスーパースター王座決定戦:大みそか爆音決戦>◇川口◇27~31日
◆金子大輔(43=浜松)優先順位3位・2大会ぶり14回目
総合力が高く、混戦の突破力に定評がある。先行逃げ切りが主流の現代オートでは貴重な存在。23年は、4度のうち3度のSGで優出(全日本選抜では優勝戦2着)を決めるなど、高い水準を維持している。
新ランクでは鈴木圭一郎、青山周平に続いてS級3位にランクインした。「今年の春ぐらいまでは調子が良かったけど、その後は整備がうまくかみ合わなかった。何とかしのいだ感じでした」と解析していた。
SGは11年のオートGPと、15年の全日本選抜で優勝実績がある。「自分も43歳になった。若手も台頭してきて、こんな場面で一線級で活躍できるのはあと数年。45~46歳ぐらいまでだと思っている。誰でも衰える時は来ますから」。自らの置かれた境遇に、正面から向き合っていた。
「川口の走路は、昔から得意ではない。消音マフラーで走る機会も少ないので、調整が難しいですね」。不安材料も残るが、スタートさえ安定すれば上位進出を狙える。
◆佐藤摩弥(31=川口)優先順位4位・2大会ぶり4回目
不動の女子NO・1レーサー。『サトマヤ』の愛称で多くのファンから慕われ、業界の広告塔としても活躍している。今では、全国屈指のトップ選手にまで成長した。
23年は飛躍の年となった。「結果的に、選手生活で最高の成績を残せた。エンジンは、G2若獅子杯を制した20年の方が出ていた。年数を重ねて、冷静に取り組めるようになったことがプラスに作用したと思います」。充実した1年を振り返った。
7月の日刊スポーツ・キューポラ杯で、女子初となるG1タイトルを獲得。さらに、SG戦で4度のうち3度の優出。オールスターでは、優勝戦2着に入る大健闘で話題を独占した。
「現状でも戦えないことはないけど、もうワンランク上のエンジンを作りたい。それまで整備に励みます。大みそかの王座決定戦に進出して、今までの中で最高の着順を目標にしたいです」。
年末の大一番で、果たしてどんなパフォーマンスを披露するのか。夢の女子選手初のSG制覇に向かって、堂々とステージに立つ。