【ボートレース】清埜翔子がらしさ全開のまくりで新春V、「奇跡です」と会心ターン/尼崎

優勝戦は清埜翔子が豪快なカドまくりを放ち今年の初笑い。優勝旗を手に笑みを浮かべた

<尼崎ボート:オールレディース>◇G3◇最終日◇9日

優勝戦は波乱の結末となった。4枠清埜翔子(32=埼玉)が、4カドからスタート一撃で内の艇を粉砕。新年初笑いとなった。尼崎では初、昨年9月の江戸川ヴィーナスシリーズ以来となる通算3度目のV。

清埜らしさ全開の決め打ちだった。スタートは枠なりの3対3。4カドからコンマ04のトップタイミング。スリット後は伸びて内3艇を一気にねじ伏せた。2着争いは3艇が絡む大接戦となったが、節一パワーの関野文(30=大阪)が猛烈な追い上げで2着。広中智紗衣(42=東京)が3着に入った。

表彰式を終えた舞台裏では「奇跡です」と、興奮気味に話した。「勝つにはあれしかないと思いました。スタートは放りました。フライングは切りたくなかったので。でも、思い切りいきました。素晴らしいターンになりました」。準優では1枠で2着に甘んじた。悔しさを優勝戦にすべてぶつけた。

平凡な26号機が相棒で苦戦するかと思われたが、中盤から一気に上昇させた。前走の多摩川(G3・QCシリーズ)でも低調エンジンを上積みさせた。そのノウハウが生きた。「同じ調整をしたら行き足が良くなりました。こんなに良くなったのは初めてかもしれません」。今節はレース内容だけでなく、機力出しにも成長の跡が見られた。

今期は初A1級に初昇格。次走は16日から21日まで浜名湖一般戦。その後、1節(戸田一般戦)をはさんで2月3日から8日まで平和島で行われるG1関東地区選にも出走する。もちろん、男女混合G1は初となる。

「不器用なので、コツコツと成長ができればいいですね。上の舞台でもコツコツと! 師匠の須藤博倫さん(46=埼玉)と走るのが目標でした。それは達成できたので、しっかり頑張っていきたいです」と胸を張った。清埜にとって、今年は飛躍の年になりそうだ。