<大宮競輪:ガールズケイリン>◇F2◇2日目◇22日
望月嘉人(静岡=27)がチャレンジ準決3Rで1着に入り、連勝で決勝進出を決めた。残り1週から駆け出し、道中で番手に機動型の小榑佑弥が入る展開だったが、しっかりと逃げ切り勝ち。強さを見せつけた。
父は、今も現役で走る望月裕一郎。現在はA級2班だが、一昨年まではS級に属し記念戦線でも活躍した。父の姿を見て、「憧れがありました。自分も同じ道を歩みたい」と思ったが、父には反対された。当時、大学を卒業し名古屋の海運会社に就職。貿易の仕事に従事し、安定した生活を送っていた。それでも、選手になる夢は捨てきれず、自宅ではワットバイクをこいで脚力を鍛えていた。ついに父を説き伏せ、「適性で合格するなら認める」と許しをもらい、一昨年に適性試験で一発合格を果たした。
来期は昇級の見込みで、父と同じステージで戦う。「まだ優勝していないので、早く達成したいです」。あと1勝、意地でもつかみ取る。