<尼崎ボート>◇G3◇最終日◇26日
優勝戦は波乱の結末となった。4枠和田拓也(33=兵庫)が、混戦の1Mを差し込みバック浮上。2Mを先取りして、そのままゴールまで駆け抜けた。今年初、尼崎は2度目、通算3度目のVをつかんだ。
想定外の展開だった。進入は3対3の枠なり。和田は4カドからコンマ13のタイミング。1Mは人気を背負ったイン照屋厚仁(39=兵庫)が、トップスタートを決めて1Mを先取りしたが、少しターンが流れた。その分、仕掛けた深川真二(49=佐賀)も差し場を失い、最内が空いたところを和田が俊敏差し。バックでは思った以上に前へ舟が進み2M先取りに成功した。深川はハイパワーで追い上げたが2着まで。照屋は3着に甘んじた。
「びっくりしました。差して届くとは思わなかったので」と驚きの表情。もっとも、普段から追い求めているターンをしてからの押しはかなりのものだった。「スタート特訓では、みんな出ていると思ったけど、1Mはいいハンドルが切れましたね」と、思わぬVに笑みがはじけた。
次走は30日~2月3日まで多摩川一般戦に出走予定。尼崎では2月に近畿地区選(2月9日~14日)、3月には71周年記念(3月4日~9日)とG1戦を控えている。「いつも通りにできるかが問題ですね。自分のことだけしっかりやれるかだと思います」。平常心を保ちながら、強豪を相手にチャレンジ精神で挑む。