<小田原競輪:モーニング開催>◇F2◇初日◇4日
チャレンジから特昇2戦目の坪内恒(32=千葉)が2Rで1着となり、好スタートを切った。
残り2周で先行態勢に入ったが、前を走る九州ラインに突っ張られて後退。最終バックで踏み直すと、徐々に加速して、そのまま押し切った。
レース後は渋い表情を浮かべながら、「切りに行くのが下手ですね。前回も中途半端な切り方で、失敗しているし」と、先行できなかった現実を悔やんだ。先月9日のA級戦初戦となった松戸F2以降に体調を崩し、練習も不十分で、「あまり踏めていませんね。状態も7~8割」と言うが、番手の柴田竜史を振り切ったスピードには、ポテンシャルの高さがうかがえる。
高校時代はラグビー部に属し、奈良の名門・御所実高で活躍。2年時に全国準優勝、3年時はベスト8と花園で輝かしい実績を残している。青学大に進学しラグビーを続け、卒業後は都内の証券会社に就職した。競輪選手を志すきっかけは、競輪のビッグレース決勝時にテレビ放映する「坂上忍の勝たせてあげたいTV」を見て、「稼げる!」と思ったからだという。
昨年デビューを果たしたルーキーで、「同期では最年長でした。(競輪学校入学時に)30歳を超えていたのも、ボクだけです」と笑う。オールドルーキーの快進撃はここからだ。