<取手競輪:ウィナーズカップ>◇G2◇3日目◇23日
3Rで北海道の大森慶一(42)が今期初勝利を挙げた。昨年11月8日の豊橋F1最終日以来、実に4カ月ぶりの1着に、「ようやく競争に参加できた感じ。落ち着いて走れました」と笑みを浮かべた。
レースぶりにも、復調気配が感じられた。吉田有希が先行する関東ラインの3番手から伸びての1着突き抜け。昨年末の川崎F1で落車し、以降4場所を欠場。2月に復帰したが、ここまで未勝利のままで、「落ちるところまで落ちたので、ここから上げていきたい」と決意をにじませる。
弟子のためにも、まだまだ頑張らなければいけない。今春に競輪学校を卒業した中石湊(19)はナショナルチーム所属の有望株で、「早く一緒に走りたい。ボク自身も彼の存在が刺激になっている」と目を輝かせる。
地元の北海道ではクマと遭遇する体験もある大森が、長い冬眠から目覚めたようだ。