<取手競輪:ウィナーズカップ>◇G2◇最終日◇24日
近畿ラインが完璧な連係で、脇本雄太(35=福井)-古性優作(33=大阪)のワンツーを引き出した。
前を走った窓場千加頼(32=京都)は「どれだけ冷静にレースを運べるかを強く意識していた。ルール内で、とにかく前前に攻めていこうと」。スタートは古性が取り、初手から前に位置した。けれん味のない先行策で駆け出すが、北井佑季が脇本と並走し、その後ろから伊藤颯馬にカマされた。それでも3番手の古性が後続の猛追を阻止すると、脇本もしっかり番手発進。3人がしっかり役割を全うして、栄冠を勝ち取った。
2着の古性が振り返る。
「今日は(G2決勝で)窓場がすごくいい経験を積んだと思う。G1(の決勝)はもっと素晴らしいし、GPはさらにすごいですから。これから窓場にはそれを経験してほしいし、それが近畿のレベルアップにつながっていくと思う」
それに応えるかのように窓場も「1つのステップとして、次につなげられたと思う」。その言葉には、深く実感が込められていた。