【競輪】内臓疾患から復活の富武大が2周逃げて快勝「今はしっかり休んでしっかり練習」/岸和田

A予選1R、2周を逃げ切り復調をアピールした富武大

<岸和田競輪:◇F1◇初日◇28日

予選1Rは121期新鋭の富武大(26=山口)が残り2周の赤板から一気にカマし、2周を逃げ切って快勝した。

「感じはだいぶ戻ってきた。完全に戻ると信じて頑張りたい」。

今年1月、富は競走得点90点オーバーでS級を狙える位置にいた。だが、内臓疾患と座骨神経痛で40日間欠場。食事が満足に食べられなくなり体重も10キロ減った。復帰後は84点台まで下がった。

「体重は8キロ戻して、練習もしっかりできるようになった。前は練習でオフを入れることがなかったが、今はしっかり休んで、しっかり練習している。予選の足も悪くなかったし、まずは元の位置まで戻したい」。準決も復活した富の機動力には警戒が必要だ。