【競輪】嵯峨昇喜郎は逃げ粘って半年ぶり決勝進出 先輩に背中を押されて「強気に行けた」/大宮

昨年10月以来の決勝進出にガッツポーズする嵯峨昇喜郎

<大宮競輪>◇F1◇2日目◇16日

嵯峨昇喜郎が準決10Rで1周先行して2着に入り、昨年10月の青森F1以来の決勝進出を決めた。

股関節の負傷などで近況は低迷。初日も「東矢にやられるんじゃないか…」と弱気だったが、先輩の太田将成から「気持ちを強く持て!」と背中を押され、目が覚めた。

圧巻の先行で勝ち上がり「強気に行けた。飛び付かせないよう全力で駆けた」。言葉も力が宿っていた。