【競輪】体重8キロ 減量で体のキレ取り戻した坂口卓士の「モチベーション」とは/平塚

初のチャレンジ降格も坂口卓士のモチベーションは高い

<平塚競輪>◇F2◇前検日◇18日

今期、初のチャレンジ降格となった坂口卓士(45=福島)は、「レインボーカップ出場」を目標に掲げた。体重を8キロ減量し、体のキレを取り戻した。「上(A1・2班戦)で戦うことを見据えると、もう3~4キロは落としたいですね」。チャレンジ戦は今期限りと心に誓っている。

坂口にはもう1つ発奮材料がある。練習パートナーの鈴木誠(84期)が、昨年6月の落車後遺症で、10カ月が過ぎてもまだ復帰のめどが立っていないことだ。「もう練習は再開している。誠さんを復帰させたいという責任感も自分のいいモチベーションになっているんです」。またS級に戻って鈴木と連係するその日まで、坂口はもうひと花咲かせなければいけない。

チャレンジ予選2Rは、岡部伶音を巧みにリードして、ワンツー決着を目指す。