【競輪】両アキレス腱負傷の吉原友彦が半年ぶり1着「踏むことへの恐怖心を克服できた」/取手

半年ぶりに勝利した吉原友彦

<取手競輪>◇F2◇2日目◇25日

2Rで単騎の吉原友彦(46=神奈川)が、最終2角からまくりを決め、約半年ぶりに1着となった。

「着とかタイムより、仕掛けることができたのが大きい。踏むことへの恐怖心を、克服できた」。

1月の小田原F2開催で落車し、両アキレス腱(けん)を負傷した。3年前に断裂し、手術した右アキレス腱(けん)の状態が悪化した上に、左まで痛めてしまった。5場所(72日間)を欠場し復帰を果たしたが、低空飛行が続いていた。

この日と同様、初日も単騎での出走だった。同地区の選手はいたが、「勝負どころで踏めないのに、前を走ることはできない。後ろになれば、踏むことへの恐怖心を、克服できないままになりそうで」。だから、今節は単騎戦にこだわっている。

1着は何よりの薬にも思えるが、「両足は、まだ痛いんですよ」と、不安は消えない。

最終日は特選6Rの出走となった。同地区の選手は不在だが、「ここも単騎で走ります」。決意の表情で、6Rのメンバー表を見つめた。