<前橋競輪:三山王冠争奪戦>◇G3◇最終日◇4日
デビュー6年目の小林泰正(29=群馬)が絶好の流れをものにして、地元前橋でG3初制覇を果たした。無傷の4連勝でゴールすると、すぐに右腕を高く掲げて喜びを表した。
レースは佐々木悠葵がSを取り、真杉匠-小林-佐々木が正攻法。その後位は森田優弥と橋本強が内と外で並走し、平原康多-佐藤慎太郎と続いた。真杉が後攻めから上昇した窓場千加頼-村田雅一と、森田の中団カマシを封じて主導権をキープ。小林は平原の追い上げに合わせ、バック番手まくりで抜け出した。
日ごろはG12勝の真杉、森田ら上位クラスが多い関東113期を年長の立場でまとめる好漢。目標の真杉が別線の森田と力比べしてまで先行し、勝機が広がった。小林は会見で「ラインのおかげ。同期がどんどん活躍する中で、やっと優勝できた。今後は真杉や森田と、前後逆もやらせてもらえるように」と先行力アップを課題に挙げた。真杉に追い付け追い越せとばかり、実績を積むオールラウンダー。夏秋のG1戦線でも充実ぶりを見せつける。