<江戸川ボート>◇5日目◇20日
18年12月以来、約5年半ぶりに江戸川出走の出畑孝典(45=福岡)が、準優勝戦12Rで先行する末永祐輝を2周2Mでとららえて逆転勝利。優勝戦1枠をゲットした。
江戸川での優勝は2004年8月からなく、ファイナルでは20年ぶりの江戸川Vにチャレンジする。「もうね、以前に優勝した時のことは覚えてないよ~」という出畑だが、鮮明に覚えていることがある。2010年10月、G1江戸川55周年記念、優勝戦のことだ。「あの時は…。(インの)馬袋義則さんがフライングして、(2コースだった)自分はターンマークを外してしまい差されたのは覚えてます」。この時、出畑をかわして優勝したのが「江戸川鉄兵」こと、東京支部の石渡鉄兵。石渡が悲願としていた地元、江戸川での初G1タイトルとなった一戦で、当地のファンなら記憶に残っているシーンだろう。
そこから数えても14年近くが経過した。だが、その時のお返し? とばかりに「今節はね、江戸川の神様がついてますね~」と出畑は言う。「初日7R、スタートどか遅れのところを、差して1着したところから始まって、準優も2着かな…って思ったら、勝てた」。江戸川55周年記念は奪取目前で、すり抜けていったが、今節、出畑には追い風が吹きまくっている。
「波は苦手なんですが、江戸川は相性的には悪くないと思います」とも言う。準優では1周1M、末永祐輝にまくり差しで1度は先制されたが、今度こそ…。インから王道の逃げで当地2度目のVを飾り、江戸川の神様に「ありがとう」の気持ちを伝える。