<松戸競輪>◇F2◇初日◇21日
競輪選手会の栃木支部長を務める山口貴弘(46=栃木)が走りでも貫禄を見せた。予選9Rを単騎まくりで快勝。橋本陸と中込健太の先行争いを、最後方からのみ込んで他に3車身以上も差をつけた。
取材ゾーンに表れると、かなり膨れたおなかをさすりながら「この腹のおかげで惰性が付いた」とおどけ、「思いの外、車が出た。またS級で戦おうと思っているんでね」と気合のほどを話した。
日ごろはレジェンド神山雄一郎やS級S班の真杉匠ら、ビッグネームがそろう栃木勢のまとめ役として奔走し、5月には弟子の岡部陸斗と福田知稔希が125期生としてデビューした。この若手の練習に付き合ううちに自然と練習量もアップ。少しずつでも、G1戦線で逃げていた面影を見せるようになった。迎える準決12Rは「準決では自力は出ないから」と、シリーズリーダー五十嵐綾の3番手回り。言葉は控えめでも、また乱ペースになればもう一発が飛び出すか!?