<和歌山競輪>◇F2◇最終日◇25日
地元の原田翔真(23=和歌山)がA級決勝7Rで、小松原正登のカマシ先行を番手から差し、今期最終戦を完全Vで締めくくった。
焦点は原田と小松原の機動力争い。原田は前受けからいったん突っ張って、先行態勢を築いた。「得意なパターンに持ち込めた。小松原さんの後ろは競りだったし、仕掛けが遅くなるだろうと思っていた。そこをさばいていくつもりだった。来たのが(小松原)1人だったので、絶対優勝してやると思った」と、満足げに振り返った。
読み通りの展開になり、最終ホームで小松原が一気にカマした。番手の寺沼将彦が離れて、労せずして番手を確保。スピードをもらって直線でスパートし、四宮哲郎-西村豊を連れ込み、ラインで上位独占した。
今期最終戦で、来期は初のA級1班を控えている。まだこのランクでは優勝がなかったが、地元初Vとともに、1、2班での初優勝も決めた。
「プレッシャーはあったが、直前の練習から連日調子は良かった。両方決められて良かった」と、安堵(あんど)の表情だった。
今期の競走得点は92点をマークしており、来年1月からのS級点を確保しているが、「特昇を決めて、S級に上がりたい」と、さらなる高みを目指している。持ち前のパワーを発揮することができれば、その日も遠くはなさそうだ。