<松山競輪:道後温泉杯争覇戦>◇G3◇最終日◇11日
地元勢を分断し、2番手からバックまくりを放った新田祐大(38=福島)が、1月の平以来のG3勝ちを完全Vで決めた。
G3優勝は通算14度目。2着には最終的に新田マークとなった福島武士、3着には原誠宏が入った。
新田が動いたのは残り2周の赤板過ぎ。上昇してきた片岡迪之を先頭の真鍋智寛が突っ張るのを見て、内を突いて真鍋の番手へ。吉田智哉との競りには1角過ぎで決着をつけ、バックまくりで快勝した。
「結果として、地元勢を分断したのは申し訳なかった。真鍋君は流していたので、内から前に出たらスイッチが入ったよ」
2月岐阜のG1全日本選抜で先頭誘導員早期追い抜きで失格、約3カ月半に渡りあっせん停止となった。その時に練習場所に選んだのが五輪に出場しているナショナルチームだった。
「五輪は最終日で強いメンバーが戻ってくる。競輪が変わるんじゃないかという思いもあるので、自分も対応して活躍できる選手になりたい」。シリーズリーダーが4連勝で松山G3を制圧した。【榎並義朗】