【競輪】伊藤優里が本格デビュー戦以来2度目の決勝進出、浅井康太師匠のアドバイス奏功/大宮

「このカバーは下岡(優季)先輩に染めてもらったんです」と笑顔で手にする伊藤優里

<大宮競輪:ガールズケイリン>◇F2◇2日目◇19日

浅井康太を師匠に持つ期待のルーキー伊藤優里(19=三重)が予2・2Rで3着に入り、本格デビュー戦となった7月の名古屋F2以来、2度目の決勝進出を決めた。

前日の予1は、炎天下の中で逃げを敢行。長い直線で失速し5着に沈んでいた。この日も初手からSを取った。後ろが併走となったことで、自らスローペースの展開をつくり、後方から小林莉子が発進するのに合わせて駆けだした。最後は増田夕華にかわされての3着。予選の確定板も、名古屋の初日以来だった。

レース後は、「私がやることは(先行と)決まっていますが、今日は落ち着いて走ることができました」。前日からの軌道修正に、なんとか成功した。

本格デビュー以来、師匠の浅井とは、あっせんの「すれ違い」で一緒に練習する機会がなかった。しかし、今場所を前に会うことができ、アドバイスをもらったという。「いろいろと落ち込んだりしていたので、前を向けるようになった」と笑顔をみせた。

師匠と同じ三重の朝明高時は、高校選抜やインターハイで優勝を含め、実績を残す。卒期レースも、仲沢春香に続く2位。しかし、「養成所での走りと、レースとでは、走り方が全然違った」と、本格デビュー直後から壁に当たっていた。すべてを払拭したわけではないが、不慣れな500バンクを相手に、勝ち上がれたのも事実だ。

「まだまだだけど、少しずつでも前に進んで行けたら」。6R決勝でも、名刺代わりに風を切る覚悟だ。