<立川競輪:普通開催>◇F1◇2日目◇2日
決勝は、関東と四国がダブルで別線を選択し、細切れ戦となった。
まず、関東の機動型2人が分かれて戦う意思を表明したことで、事態は急展開に。鈴木竜士(東京)、黒沢征治(埼玉)はともに、「お互いの力を出し切るため、自力で戦います」と口をそろえた。黒沢は「決して仲が悪いわけじゃないですからね」と笑顔。実際、両者は先月の向日町G3初日に連係。その時は鈴木竜-黒沢で並び黒沢が2着に入っている。
これを受け、当初は「関東勢の後ろ、3番手で」と意思表明していた大槻寛徳(宮城)が「迷うね。過去、世話になった黒沢君へ」と変更した。
もっと困惑したのは、湊聖二(徳島)と橋本強(愛媛)の四国勢だ。検車場での長考は、ゆうに30分を超えたほど。出した結論は、湊が鈴木竜の番手で、橋本は単騎での戦いを選択した。そして、共通の見解が「2人とも優勝を狙える位置を選択した」とした。初日特選は並んだが、それは前に山田庸平という、今場所NO・1の機動型がいたから。生粋の追い込み選手2人にとって、西地区の機動型不在の状況で下した、別線勝負である。
決勝12Rは(1)黒沢-(4)大槻。(2)鈴木裕-(6)福田知也の南関勢。(5)鈴木竜-(7)湊。単騎で(3)橋本という細切れ戦の並びに。波乱を予感させる一戦は、午後4時25分出走となる。