【競輪】ルーキー中島淳は埼玉のスラッガー目指す 甲子園に4番サードで出場し爪痕残す/西武園

初日メーン(7R)を任された地元埼玉の中島淳

<西武園競輪:モーニング開催>◇F2◇前検日◇11日

地元の中島淳(25=埼玉)が、初日オール予選のメイン7Rを任された。

地元バンクは大宮で、師匠は名伯楽と名高い山信田学。9日の当地F1では同門で同期の森田一郎がS級特昇を決めたばかり。他の練習仲間も森田優弥、山口多聞、藤田周磨ら埼玉期待の自力選手がずらりとそろい、抜群の練習環境にある。

それだけに、「西武園は初めて走ります。地元であることは意識してますし、ここに向けてしっかり準備してきました」と歯切れよくコメント。本格デビュー後は8場所走ったが、優勝はなし。記念に残る初Vを地元で飾れたら、最高だろう。

高校時代は野球に打ち込んだ。当時は群馬在住も、栃木の名門作新学院に進学。2017年のセンバツに「4番サード」で出場した。初戦の帝京五(愛媛)戦では先制の三塁打を含む猛打賞と、甲子園球場で思い切り輝いた。その後は東洋大に進学したが、途中で野球は断念し、他のスポーツを模索。選手養成所には2度目の受験で合格し、今年デビューを果たした。

本格デビュー後(8場所出走)は、勝ち上がり戦で1着を量産し13勝を挙げているが、「師匠からは、『焦らず自分の歩幅で歩んでいこう。地道に、少しずつ、しっかりと』と言われてます。その言葉をかみしめながら、練習しています」と、落ち着いた口調で教えてくれた。その師匠は今場所、誘導として参加しており、中島は「え! 師匠も来るんですか?」と驚いていた。レース前日にして、すでにハートへ刺激が入ったようだ。