<四日市競輪:泗水杯争奪戦>◇G3◇最終日◇10日
新山響平(31=青森)が逃げる中野慎詞マークから番手まくりを放ち、20年3月玉野(郡司浩平と同着V)以来となる今年初、通算5度目のG3優勝を飾った。
中野が駆けて新山が番手から出る。ファンもそう信じて、続く佐藤慎太郎との2車単オッズが2・2倍と圧倒的な人気だった。新山も「この展開で取りこぼしたら次はない」と覚悟は決めていた。
最後に優勝したのが22年11月の小倉G1競輪祭。S班の証し、赤パンツをまといながら「ずっと優勝がなくて恥ずかしかった(苦笑)。久しぶりでホッとしました」と胸中を明かした。
今回の優勝で脇本雄太を抜いて賞金ランクも7位にアップ。年末の大一番、KEIRINグランプリ(12月30日・静岡)も見えてきた。ラストG1の小倉競輪祭にも気分よく臨めそうだ。「短期間でも追い込みたい」と、万全に仕上げて小倉に向かう。【村上正洋】