<日刊スポーツ新聞社制定・第39回ボートレース年間三賞>
日刊スポーツ新聞社制定「第39回ボートレース年間三賞」の各賞受賞者が決まった。技能賞はグランプリ準優勝の桐生順平(38=埼玉)が、わずか1ポイント差で7年ぶり2度目の受賞。授賞式は2月17日に東京・品川プリンスホテルで行われる。(データは、日本モーターボート競走会提供)
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桐生順平が17年以来、7年ぶりの技能賞に選ばれた。「自分の中で技能賞は一番うれしい賞ですよ。選手冥利(みょうり)に尽きます」。ターンスピード、テクニックに定評のあるレーサーらしく“技能”の評価に最大限の喜びを表した。
日刊式の年間ポイントは2位。3位の馬場貴也とはわずか1ポイント差、年末まで争う超激戦だった。昨年10月、地元戸田ダービーでの優勝、12月住之江グランプリの優出2着が有効打となった。
24年は激動の一年だった。4月の児島周年準優、8月の地元戦で痛恨のフライングを切った。G1、G2の選出除外があり、グランプリ出場へ黄信号がともった。その中でも8月のSG丸亀メモリアル優出3着。6月の戸田周年、10月の地元SG優勝と歓喜の瞬間も味わった。「要所要所でいいターンができました。ダービーは全部がうまいことかみ合った。良くないことも、いいこともあった一年。でも、自分の中で忘れられない一年になりました」と感慨深く振り返った。
もちろん悔しさもある。「正直、グランプリは一瞬“取った”と思った。でも勝てなかった」。今年1月の戸田は早くもニューバージョンのプロペラ調整に着手。25年は勝てる、強いレーサー像を追求する。
◆桐生順平(きりゅう・じゅんぺい)1986年(昭61)10月7日、福島県古殿町生まれ。100期生として07年5月の戸田でデビューし、同節6走目に初勝利。11年8月戸田で初優勝。通算優勝は60度。G1優勝18度、SGは17年住之江グランプリ、24年戸田ダービーなど4冠。同期は宮地元輝、平高奈菜ら。161センチ、53キロ。血液型AB。
◆技能賞 SGグランプリで準優勝した桐生順平が殊勲賞ポイントで2位に上昇。しかし3位・馬場貴也とはわずか2ポイント差。馬場は優出2着で同点、優勝で逆転の状況で年末の地元びわこに出場した。迎えた大みそかの優勝戦、4枠の馬場は3着。桐生が7年ぶりの受賞となった。