【オートレース】殊勲賞は混戦も青山周平のSG・2冠を評価 佐藤励は無風で初受賞/オート三賞

 

日刊スポーツ新聞社制定「第37回オートレース年間三賞」の選考委員会が公益財団法人JKA(東京都港区)で開かれ、昨年SGタイトル2冠の青山周平(40=伊勢崎)が2年連続6度目の殊勲賞に選出された。

敢闘賞は佐藤励(24=川口)が初受賞。技能賞は昨年末のスーパースター(SS)王座決定戦を制した鈴木圭一郎(30=浜松)が2年連続で、女子特別賞は7年連続で佐藤摩弥(32=川口)が選ばれた。3月に都内のホテルで表彰式が行われる予定。

【選考過程】

▽殊勲賞 MVPに当たる殊勲賞は、1年間のSG優勝回数をベースに話し合われた。昨年は青山周平、鈴木圭一郎、黒川京介、金子大輔の4人がSG戦を制覇。例年よりも混戦ムードとなった。結果的には2度SG戦を制した青山が、2年連続で選ばれた。

▽敢闘賞 デビュー5年未満の35期から37期が選考対象。35期の佐藤励が全ての部門(1年間の競走成績)でトップ。すんなり初受賞が決まった。

▽技能賞 SGスーパースター王座決定戦を制した鈴木圭一郎が、昨年に続いて受賞を決めた。日本選手権でSG初制覇を果たした、若手代表格の黒川京介も有力候補に挙がった。協議の末、新記録となる18連勝や年間114勝など、驚異的な数字を残してファンの車券に大きく貢献した鈴木に軍配が上がった。

▽女子特別賞 満場一致で佐藤摩弥に決定。4度のSG優出やG2戦を制すなど、素晴らしい活躍で業界を盛り上げた。

選考はスムーズに行われ、JKAサイドと照合しながら各部門が順調に決まった。若手や女子選手の台頭に、関係者からは期待の声が多く聞かれた。

◆選考委員会 JKA事務所(東京都港区)で行われ、選考委員は東京レース部長・沢畠功二、西日本レース部長・町田達彦ら14人で構成。協賛のJKAもオブザーバーとして出席。

◆オートレース年間三賞 1988年(昭63)に創設された。1年間(1~12月)に活躍した選手を表彰する。表彰対象は原則としてSGの優勝者で、他にさまざまな記録が考慮される。JKAが協賛。受賞者には賞金と表彰盾が贈られる。年間三賞はボートレース、競輪も制定されている。

▽殊勲賞 SGの優勝者が対象。SGを複数回優勝するなど、最も顕著な活躍を見せた選手。その年のMVP。

▽敢闘賞 原則としてデビュー5年未満の選手。優勝回数などを総合的に勘案して選出。

▽技能賞 優勝レース、優勝回数、優出回数など、その年の成績を総合的に勘案して選出。

▽女子特別賞 優勝回数、優出回数をはじめ、混合戦で活躍した選手を選出。