<奈良競輪:春日賞争覇戦>◇G3◇最終日◇11日
松井宏佑(32=神奈川)が最終ホームから番手まくりを放ち、21年8月小田原以来、通算3度目のG3優勝を飾った。2着は古性優作、3着は三谷将太が入った。
レースは2段駆けが濃厚な南関ラインの道場晃規-松井-郡司浩平に対して、古性がどんな作戦で挑むかが鍵だった。
ラスト2周の赤板前から南関勢が先制。4番手の古性が打鐘4角から追い上げると、松井は迷わず番手まくりを放ちVゴールを駆け抜けた。古性は番手を取り切ったものの1/8輪及ばず2着に終わった。
松井は「古性さんが見えてから踏んだ。道場が駆けてくれたし、郡司さんが3番手を固めてくれた。最低限ではあるが、ラインから優勝者を出せた。今年の目標は地元平塚で行われるKEIRINグランプリ。次の豊橋G1まで体のケアをして状態を整えたい」。
悲願のG1制覇に向けて松井の輝きが増してきた。【山田敏明】