【ボートレース】Vの新田雄史、兄の激励に応えターン技術を鍛え上げた成果が実る/桐生G1

優勝の新田雄史がメダル入り記念盾を手に笑顔

<桐生ボート:赤城雷神杯>◇G1◇最終日◇12日

予選トップ通過の新田雄史(40=三重)が、インから踏ん張って逃げ、21年3月の住之江周年以来、4年3カ月ぶり、4度目のG1優勝を飾った。今年は7度目、通算54度目、桐生G1は初制覇。さばいた原田幸哉が2着、権藤俊光が3着に入った。

迫る脅威を退けた。ピット離れ鋭い毒島誠からインを守り、カドから伸びる原田のまくり差しを何とか封じた。「足は大丈夫そうだった。あとはスタート、ピット離れだけだなと。幸哉さんが伸びてきたけど、何とか耐えられるくらいだった。(G1を)久しぶりに取れてうれしい」と喜んだ。

兄の言葉、げきが転機になった。今年10月に地元津でダービーが開催される。「兄に(地元ダービーを)出られなかったらどうするんやと言われて。それで正月からターンの練習をしてきた」。ターン技術を見直し、鍛え上げた。「人生で一番ボートに乗れているかな。調整力はトップクラスにかなわないけど、ターン力は引けを取らないくらいになったかな」と今年の快進撃につなげた。

賞金ランクは8位へ浮上した。「またSGとかを取れるようにやりたい」。次走の三国一般戦はもちろん、今後続くSGロードでも、さらなる“雄姿”を見せつける。