【ボートレース】11度目SG制覇の池田浩二、訓練生時代から旋回力光っていた/戸田SG

優勝し祝福される池田(中央)(撮影・鈴木正人)

<戸田ボート:グランドチャンピオン>◇SG◇最終日◇29日

☆池田浩二のこぼれ話

いつだったか、池田浩二の担当教官だった田嶋禎義氏(日本モーターボート競走会)と話す機会があった。訓練生時代から、旋回力は光っていたという。

「池田は何をやらせてもすぐできた。つきっきりで教えるということはなかった」。教官が言ったことを自分なりに理解して実践する。「感性でやっていた」と田嶋氏は振り返った。

当時は本栖。湖の水が引いて、ボート場に“出稽古”に行くことが多かったという。そこでも池田は光るものを見せていた。「一番の良さは旋回力。差しがうまかった。よく見ていていいところ、展開を突く」。いずれはSGを勝つだろう、と教官は予感はあった。

デビューは97年、SG初優勝は03年丸亀グラチャン。今回で11度目のSG制覇となった。「教え子がSGを勝つとうれしいです」。そう言っていた教官の顔を思い出した。