<取手競輪>◇F2◇初日◇17日
チャレンジ予選2Rはルーキーの辻田祥大(22=三重)が逃げ切りを決め、本格デビュー戦を白星で飾った。
頼もしい先輩が、緊張で折れそうな心を支えてくれた。番手に付いた古田義明は同県の先輩で、一緒に練習する間柄。「(辻田は)地足がすごいからね。離れないよう、しっかり援護したい」と期待を寄せていた。作戦会議も「突っ張り先行」の1択で、1番車の古田が自らSを取りにいき、レースを進めた。
誘導を切る直前(残り2周)で別線(南関勢)が上がってきた。1度バックを踏んだが何とか出切ってみせた。ルーキーにとっては最大の難所を克服すると、残り1周からは全力でもがき、最後まで誰も前に出させなかった。
会心のレースに「本当に緊張していました。出切ってからは外を踏み過ぎて…そこからは、分からなかったですね」と無我夢中で走った。
準決3Rは後ろに3車の援軍が付く。本格デビュー戦で、大きな信頼を得たようだ。