<富山競輪:瑞峰立山賞争奪戦>◇G3◇最終日◇3日
山口拳矢(29=岐阜)が通算4度目のG3優勝を飾った。
決勝12R。逃げる犬伏湧也を、8秒8のバンクレコードでまくって今年1月立川以来、
やはり単騎の拳矢は買いだった。初のビッグVとなった21年岐阜G2共同通信社杯も、G1初制覇の23年平塚日本選手権も単騎だった。ダービー王として初めて迎えたレースは、同年当地の全プロ記念。競輪は(8)<9>と散々な成績だったが、単騎で戦う競技のケイリンでは古性優作らを相手に優勝した。
「単騎のときに、たまたま展開が向いているだけじゃないですか」と謙遜するが「初手の位置取りは(近畿3番手の)あの位置しかないと思った」と深謀遠慮があってのことだろう。
「自力が通用しないんじゃないかと自信を失いかけたけど、自力でG3を勝てたのは大きい」。
すっかり自信を取り戻して、函館G1オールスター(8月12日初日)に乗り込む。【村上正洋】