【競輪】丸山啓一が次男留依のVを刺激に白星発進「一緒に静岡記念を走りたいですね」/奈良

次男の活躍に発奮する丸山啓一

<奈良競輪>◇F2◇初日◇12日

予選2Rは丸山啓一(50=静岡)が勝利した。

外枠からの発走だったが「今年イチだった」という会心のスタートでスタンディングを奪うと、突っ張り先行でラインを引っ張った八嶋稔真を最後に差し切った。

そんな丸山には、火が付く出来事が最近あった。先日、宇都宮で開催された「競輪ルーキーシリーズプラス2025」の男子アドバンス決勝で次男の留依が優勝した。

息子の活躍について「高校時代からケイリンの世界選手権で戦っていたからね。養成所では、いろんな作戦を試しての7位。三神(遼矢)君や尾野(翔一)君らにも劣らないと思って、周りの僕らは見てました」と目を細めた。

留依が競輪の世界を目指したのは父の姿を見ていたから。小学6年の授業参観では「自分の人生設計」というテーマのもと、競輪選手になるための具体的なプランを立てて発表していた。

また、高校2年の秋にロードレースからトラック種目に転向したのも「競輪選手を目指すなら」と父のアドバイスがあってのこと。南関のトップルーキーの前には常に父の存在が大きかった。

「僕がS級で頑張れるうちに一緒に地元の静岡記念を走りたいですね」という目標を語った丸山。実現のために、まずはS級返り咲きだ。今期は現状の92点前後をキープする戦いが続く。