<若松ボート:ボートレースメモリアル>◇SG◇最終日◇31日
復活のSG制覇だ! 白井英治(48=山口)が2コース差しを決め、22年大村グランプリ以来、通算4度目のSG制覇を飾った。メモリアルはSG初優勝だった14年若松以来、2度目の優勝となった。これで優勝賞金4200万円を加算し、今年の賞金ランクは5位に浮上。年末のグランプリ出場に大きく前進した。1枠の瓜生正義は無念の2着。3着に大峯豊が入った。
優勝への道筋を逃すことなく突き抜けた。「まくるにしても差すにしても、しっかりしたレースをしようと思っていた。少しでも差せばいけると思っていた」。地元エース瓜生正義を退け、歓喜のゴールに飛び込んだ。
コンマ16の踏み込みから、1Mは差しハンドル。バックで瓜生をとらえると、2Mでも逆転を許さずに抜け出した。メモリアルは22年浜名湖の優勝戦でフライングを切っていた。「今日(最終日)は勝つことに集中していた。そこだけだった」と苦い過去も振り払っての優勝だった。
活躍を支えた舟足も最後まで強力だった。5日目に「抜群」と評した57号機は、この日もかなりの感触だった。「4日目に茅原(悠紀)君をまくったあたりから良くなっていた」。良かった伸びに加えて、出足系も上昇。節一に仕上げた。
7月、徳山でのオーシャンカップは寺田祥、海野康志郎と山口勢がそろって予選落ち。若松はそこで優勝した西山貴浩の地元。今回の山口勢は、「地元返し」で一致団結。有言実行のリベンジを果たした。「徳山は彼(西山)が盛り上げてくれた。今節は自分が盛り上げたいと思っていた」。長州魂で栄冠をつかんだ。
これで年末の大一番出場へ下地はできた。「ここ2年、全く賞金王を目指せる状況じゃなかった。スイッチが入ってきた」。次節8日からの住之江高松宮記念はグランプリと同じ舞台。強さを取り戻したホワイトシャークが、てっぺんを目指して牙をむく。