<奈良競輪:平安賞>◇G3◇最終日◇28日
犬伏湧也(30=徳島)が豪快な先行で逃げ切りVを果たした。G3制覇は昨年10月の京王閣以来1年ぶり4度目で、S級S班として初優勝と待望の結果を出した。
2着は番手の佐々木豪、3着は山田久徳。
ラスト2周の勝負どころでレースを動かしたのは、三谷竜生-山田久-稲川翔の近畿勢だった。犬伏-佐々木はこの動きに乗って打鐘で先頭に立つと、後続を完封してワンツーフィニッシュ。ゴール後は歓喜の雄たけびで喜びを表現した。
「グランプリを走っていない中でS班になったが、結果を出せなくて苦しかった。今回は遅ればせながら優勝できてホッとしている。悪い時期は脱したし、次はG1で結果を出すだけ」。
10月下旬には大舞台の前橋G1寛仁親王牌が待っている。「今日は今日。明日からは新しいスタートです」。犬伏はG1タイトル獲得へ気持ちを切り替えていた。【山田敏明】