<松阪競輪:蒲生氏郷杯王座>◇G3◇最終日◇13日
新山響平(31=青森)が酒井雄多マークから番手まくりを放ち、昨年11月四日市以来となる通算6度目のG3優勝を飾った。
決勝に北日本勢が4人が勝ち上がった。並びが注目されたが、福島トリオの間に挟んでもらった以上は、お約束の動きだった。正攻法から酒井が突っ張り、新山は番手絶好だ。
古性優作、郡司浩平と、S班選手の巻き返しが想定される中、新山に迷いはなかった。「(S班の)まくりが来てからだと後ろの人が絡まれて危ないと思った。ラインで決めるために少し早めに出させてもらった」と最終2角まくりを敢行して、ラインで上位を独占した。
直前の地元G3は悔しい準Vに終わっていた。今回は、その憂さ晴らしになったはず。
この後すぐ、前橋でG1寛仁親王牌も控えている。「もうひと追い込みして(前橋に)備えたい」。新山の視線は次に向かっていた。【村上正洋】