日刊スポーツ制定「第40回ボートレース年間三賞」表彰式が13日、東京都内のホテルで行われ、関係者約40人が参列した。初の殊勲賞に輝いた桐生順平(39=埼玉)をはじめ、最多連対で敢闘賞の松田大志郎(38=福岡)、技能賞で三賞初受賞となった茅原悠紀(38=岡山)、そして史上2人目の同一年夏冬女王に輝き、特別賞の鎌倉涼(36=大阪)ら4人に、記念盾と賞金が贈られた。
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2年連続3度目となる表彰式。初めてMVPとして壇上に立った桐生は、記念盾を手に笑顔を見せた。「率直にすごくうれしい。(昨年は)最初の方はうまくいかないことが多かったですけど、8年ぶりにグランプリ(GP)を取れたのが一番、良かったかな」と喜びをかみしめた。
2度目のGP制覇を振り返り「優勝できたのはやっぱり流れ。TR2ndで2着、2着と取れたときに、いい流れかなと思った。足に目立つ感じはなかったけど、ポテンシャルのあるエンジンだとは思ったので」と語った。会場では、昨年のGPのVTRが流され、当時の興奮がよみがえってきた。かねて「GPは住之江だと思う」と公言してきた。その理由を「お客さんのボルテージが、やっぱり違うんですよね。ヤジがあってこそのボートレースだと思いますし」と明かす。さらに「GPの楽しさ、あの雰囲気をまた味わいたい」と目を輝かせた。GPの最多優勝は3回。野中和夫、植木通彦(ともに引退)松井繁、田中信一郎の4人が達成している。「もちろん、選手をやる以上、そこは目指したい」と、最多タイとなる3度目Vへ、意欲をのぞかせた。
鎌倉涼との100期生でのW授賞も話題となった。自宅でQCを見ていたそうで「(鎌倉が)1Mを回ったくらいにLINEしました」と笑わせ「そこに関してはすごくうれしい」と苦楽を共にした同期での頂点奪取を喜んだ。
「第40回って、すごいですよね。また日刊三賞に選んでいただけるよう、頑張ります」。くしくもボートレース三賞誕生と同じ86年生まれ。今年不惑を迎える桐生順平は、さらに円熟味を増していくに違いない。