日刊スポーツ制定「第39回競輪年間三賞」の表彰式が26日、招待ファン、関係者約150人を集めて都内のホテルで行われ、MVPに該当する殊勲賞の郡司浩平(35=神奈川)が2年ぶりのG1奪取と、南関の仲間とともにGPの舞台に立つことを誓った。敢闘賞の脇本雄太(36=福井)、技能賞の古性優作(35=大阪)、ガールズ最優秀賞の佐藤水菜(27=神奈川)も喜びを語った。
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郡司浩平が3度目の三賞受賞で、初めてMVPを獲得した。25年はKEIRINグランプリ(GP)を初制覇して年間賞金王。年間6回のG3優勝という安定した走りを見せた。
競輪界の頂点に立ったが、GP覇者は納得の受賞ではなかった。「いい締めくくりにはなったけど、年間を通して考えると、賞をいただけるような成績ではなかった」。G1の決勝進出は6月の高松宮記念杯(3着)だけ。だからこそ、26年はタイトル獲得を強く意識する。「まずはG1を取る。それで自信を持ってGPに行きたい」。次のG1は、GPを勝った平塚で行われる日本選手権(ダービー)。ここを上半期の最大目標に、歩みを進める。
25年はGP出場が南関で1人だけになったことも反省点に挙げる。今年は今まで以上にラインを大切に戦う。「勝ち上がりの段階での対応力は甘い。そこが近畿と違うところ」。直前のG1全日本選抜でも、ライバルとの差を痛感。だからこそ南関全体のレベルアップが必要だ。「自分だけじゃなく、みんなの意識を変えていかないと。その役目が僕にはある」とリーダーとしての自覚が強くなった。
最近は弟子を取り、指導にも力を入れる。「まだ学校に入る前の子ですけど、自分で気づくことがあったり、教えることによって自分に言い聞かせることにもなる。自分の成長にもいい」。今年36歳となる年男は、まだまだ進化中。今年こそ心から喜べる活躍をして、この舞台に戻ってくる。