【ボートレース】白井英治が大会初V、瓜生正義が着外で3連単1万5540円の波乱決着/宮島

第27回マスターズチャンピオン最終日 優勝カップを掲げる白井英治(撮影・上山淳一)

<宮島ボート:マスターズチャンピオン>◇P・G1◇最終日◇26日

念願かなった! 白井英治(49=山口)が3カドから差し切ってマスターズ初制覇。前走桐生周年に続くG1連続優勝を果たした。2着には杉山正樹、3着には石渡鉄兵。人気を集めた1枠瓜生正義は4着に敗れ、3連単は1万5540円の高配当決着となった。今回の優勝で来年1月に三国で行われるプレミアムG1ボートレースバトルチャンピオントーナメントの優先出場権を獲得した。

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表彰式のステージに登場して最初に出てきた言葉が「大変幸せです!」。いかにこの大会に賭けていたかがお分かりだろう。「自分がデビューした頃から稼いでる選手の集まりで憧れでした。その中で勝ち切れて良かったです」。

優勝戦は準優と同様に3カド。10R発売中に行われた特訓は2本ともスロー起こしだっただけに、本番でどうするか迷ったのだとか。「覚悟を決めるまでは時間が少し必要でした」。決め手になったのは天気。雨で起こしが鈍かったこともあり、3カドを選択した。スタートはコンマ02。スロットルレバーを放らずにスリットを通過した。そして1Mは2番差し。「体が勝手に反応しましたね」。バックで石渡鉄兵の内側にボートをねじ込ませて2Mを先マイ。ここで勝負は決した。

機力も万全の状態に仕上がっていた。「最終日の朝に寺田(祥)君と足合わせしてすごく感触が良かった。これならチャンスがあるかなって」。

これで前走桐生周年に続いてG1連続優勝。賞金ランクは2位に浮上した。「自分の中で気分が高まってきました。ターンに昔のような切れが戻ったので、自自信を持ってレースに臨んでいきたいと思います」。名人の称号を手にしても、白井の進化はまだまだ止まらない。

◆白井英治(しらい・えいじ)1976年(昭51)10月15日、山口県生まれ。80期生として97年5月の下関でデビュー。初優勝は99年1月の蒲郡。G1初優勝は03年10月の平和島周年。SG初優勝は14年8月の若松メモリアル。通算優勝は123度。うちG114度、SG4度。同期には平田忠則、香川素子、重成一人らがいる。173センチ、52キロ。血液型O。