<伊勢崎オート:稲妻賞>◇G2◇4日目◇27日
後半型の角南一如(48=山陽)が、5R一般戦でシリーズ初勝利を飾った。レース直後の角南は、「自分に展開が向いてくれた。他の人がやらないようなキャブのセッティングなんですよ。乗りやすいので、ここを基本に微調整したいと思います」。実直な性格の角南は、山陽地区の選手会支部長として活動。今期で7年目の任務になる。また弟子の古谷匠を指導するなど、レース以外にも多忙な日々を過ごしている。「周りの人が、いつもサポートしてくれるおかげ。ありがたいです」。そんな中でも体力の維持を兼ねて、毎日のように8キロ近くのジョギングを欠かさない。角南と言えばアウト主体の走法に定評がある。理由を聞くと、「1級車に乗り始めて数カ月後に、白川秀行さんの内を中途半端に狙って落車させてしまった。それをきっかけに、外のコースを走るようになった。笑い話ですけど穴見さんにインは俺が走るから、お前は外を走っておけと言われたことがあります。今も穴見さんから許可は出ていません(笑い)」。それでも4度のグレード戦(G1戦とG2戦それぞれ2度)を制して、SGオールスターで優勝戦2着もあったので結果的には良かったと話す。選手になったきっかけは、「もともとバイクが好きで、仲間とツーリングしたりしていた。そのときの友人が、松竹のお笑い芸人を目指した。理系の大学に行っていたけど、自分も普通に就職するより何かに挑戦したいと思っていた。岡山県出身なのでボートレースの道も考えたけど、たまたま見たバイク雑誌にオートレース選手の募集があった。森(且行)さんデビューのニュースも、なんとなく気になっていたので受験しました」。最終日に向けて、「晴れも雨も動きは悪くないので、残り1走も頑張ります」。スピードを生かしたアウト全速戦で上位争いに食い込む。