【競輪】吉田拓矢が10度目G3制覇、反省生かして盟友・真杉匠の奮闘に応える/取手G3

2度目の地元G3制覇を果たした吉田拓矢

<取手競輪:水戸黄門賞>◇G3◇最終日◇6月30日

地元のエースがきっちり締めた! 決勝は人気の中心となった吉田拓矢(31=茨城)が、3角番手まくりで優勝。4月西武園以来、通算10度目のG3制覇を果たした。この大会は24年以来2度目の優勝となった。

ラインに感謝のシリーズだった。初日から4日続けての番手戦。連日、関東の機動型が主導権を奪い、有利な展開に持ち込んでくれた。最後は盟友・真杉匠の果敢な先行に応えた。

反省を生かして結果を出した。2場所前の宇都宮G3決勝では吉田が発進も、真杉が番手から出るタイミングを逃してV逸。同じ轍(てつ)は踏まなかった。「宇都宮の時みたいにならないように、絶対に優勝してくれ」。真杉の思いを受け止め、迷いなく踏み込んだ。

今回は作戦通りに運べた。しかし、逆の並びでは悔しい結果が続く。「僕が前の時は、ウィナーズカップも宇都宮も真杉が勝てなかった。(決まる走りを)イメージしたい」

上半期のビッグレースは近畿の独壇場。ストップをかけるために、黄金タッグはさらに絆を深めていく。