<平和島ボート:ヴィーナス・シリーズ>◇5日目・準優勝戦◇29日
西橋奈未(30=福井)が平和島で2度目の優勝戦1枠に入る。
準優11Rの1周2Mがすごかった。1Mは「スタートが速いと思って心ここにあらず走ってしまって」流れ、藤原菜希のまくり差しを許した。それをバック並走から2Mで思い切り握った。「バックは追い風のおかげ。不安定なかかりも2Mだけは良かったです」と振り返ったように藤原を置き去りにして先頭に躍り出た。このターンを見たら誰もが「西橋がNO・1」と思う、それだけのすごみがあった。
平和島初優出の21年3月のヴィーナスシリーズは同じ優勝戦1枠も3着に沈んだ。だが、もうあの時の西橋ではない。「平和島で優勝したい。リベンジです」。笑顔でそう言い切った。優勝戦は西橋がイン速攻を決める。